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整形外科の看護師に転職するなら知っておくべき5つのこと

整形外科に看護師が転職するなら、整形外科の看護師の仕事内容やメリット、デメリット、向き不向き、求人選びの注意点を確認しておきましょう。
この5つを知っておけば、整形外科への転職に失敗することはないはずです。
この記事の内容はこれ!
整形外科の看護師に転職するなら、看護師の仕事内容を知ろう
整形外科の看護師に転職するなら、整形外科の看護師の仕事内容を確認しておきましょう。
医師の診察の介助

整形外科の看護師の仕事内容、1つ目は医師の診察の介助です。整形外科の診療範囲は、脊髄や手足、指など全身になりますので、それぞれの患部を医師が診察しやすいように、看護師は介助しなければいけません。
この時に、患者さんの安楽にも注意して、診察の介助を行いましょう。
整形外科では、ギプス固定やギプスカットなどほかの診療科では行わないような診療の介助を行うことが特徴ですね。
バイタルサインのチェックや創部の観察

整形外科の看護師の仕事内容、2つ目はバイタルサインのチェックや創部の観察です。バイタルサインのチェックは、どこの診療科でも行うことだと思います。
整形外科の場合は頚髄損傷の場合は、ちょっとした刺激ですぐに血圧が低下するので注意しなければいけません。
また、ベッド上安静が続いた患者さんは、少しギャッジアップをしただけでも、起立性低血圧を起こすので、血圧や意識レベルをしっかり観察するようにしましょう。
また、患部に応じた創部の観察も大切です。創部の感染兆候がないかどうかを見るだけでなく、ギプスや直達牽引・介達牽引等で、皮膚トラブルが起こっていないか、神経障害は起こっていないかなどを観察するようにしましょう。
直達牽引や介達牽引は、正しく牽引されているかも確認するようにしてくださいね。
日常生活援助

整形外科の看護師の仕事内容、3つ目は日常生活援助です。整形外科の患者さんは、ADLが低く、看護師が日常生活援助をしなければいけないことが多いです。
全身清拭や陰部洗浄、シャワー浴の介助、口腔ケア、移動介助、排せつ介助などですね。
整形外科の患者さんは、意識がはっきりしている人が多く、またほかの診療科に比べると、年齢が若い患者さんが多いので、介助されることに抵抗を感じる人も少なくありません。
看護師は患者さんに羞恥心を感じさせないように、できるだけプライバシーを保護したり、素早くスピーディーに行うなど、工夫しながら日常生活援助を行っていく必要があります。
また、逆に看護師に依存させないように、できる範囲は自分でやってもらう、必要以上は介入しいないようにすることも大切ですね。
リハビリ介助

整形外科の看護師の仕事内容、4つ目はリハビリ介助です。整形外科がある病院には、ほぼ必ず理学療法士(PT)さんがいます。
患者さんのリハビリは理学療法士が行いますが、理学療法士によるリハビリだけでは不十分なので、看護師が病棟内でリハビリを行うように促し、介助していく必要があります。
また、看護師は病棟内での患者さんの様子を理学療法士に報告し、リハビリに活かしてもらうようにしていきます。
さらに詳しく整形外科の看護師の仕事内容を知りたい人は、「整形外科 看護師の仕事内容は規模と患者さんで変わってきますよ」を読んでみてください。
整形外科の看護師に転職する5つのメリット
整形外科の看護師に転職すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?整形外科の看護師に転職する5つのメリットをご紹介します。
やりがいを感じやすいこと

整形外科の看護師に転職するメリットの1つ目は、やりがいを感じやすいことです。整形外科の患者さんは、手術をすれば、あとはリハビリをして、メキメキ回復していくことが多いです。
また、自分の看護で患者さんのADLがアップしていくことを実感できることもあります。
そのため、整形外科で働くと、患者さんの回復を実感でき、やりがいを感じることができるのです。
患者さんとコミュニケーションを取れること

整形外科に転職するメリットの2つ目は、患者さんとコミュニケーションを取れることです。整形外科の患者さんはADLは低いものの、意識はクリアな人が多いので、患者さんとコミュニケーションを取りやすいんです。
清潔ケアの最中に、ちょっとした雑談をすることもできますし、リハビリや看護計画などについても、話し合いながら進めていくことができます。
プレッシャーを感じにくいこと

整形外科の患者さんはADLは低いですが、命に直結する疾患であることは少ないです。みんな、手術などの治療をしてリハビリを進めていけば、退院することができます。死亡退院が少ないことも、整形外科の特徴ですね。
そのため、「重症患者の受け持ちが怖い…」とか「いつ急変するかわからない」などのプレッシャーを感じずに済みます。
幅広い年齢層の看護が出来ること

整形外科のメリットの4つ目は、幅広い年齢層の看護が出来ることです。整形外科の患者さんは幼児から90~100歳の高齢者まで、非常に幅広いことが特徴です。
何歳でも骨折はするものですから。そのため、幼児、学童、青年期、壮年期、老年期とありとあらゆる年齢の患者さんの看護を経験することができるのです。
明るい雰囲気の中で働けること

整形外科の看護師のメリット、5つ目は明るい雰囲気の中で働けることです。整形外科の看護師はサバサバとした体育会系の人が多いです。
また、患者さんも退院に向けて治療やリハビリを頑張っている人が多いんです。そのため、整形外科はほかの診療科に比べて明るいことが特徴です。
整形外科の看護師のメリットをもっと詳しく知りたい人は、「整形外科の看護師のメリット5つのまとめ!整形外科はメリット盛りだくさん!を読んでみてください。
整形外科の看護師に転職するデメリット
整形外科の看護師に転職するなら、整形外科にはどのようなデメリットがあるのかも確認しておきましょう。それぞれのデメリットの軽減法もご紹介しますね。
力仕事が多いこと→軽減法は?

整形外科に転職するデメリットは、力仕事が多いことです。整形外科の患者さんはADLが低いので、体交や移動介助など力仕事が多いんです。
力仕事が多いデメリットを軽減するには、介護士が多く配置されていたり、スライディングシートなど移動補助具を活用しているところを選ぶか、整形外科クリニックを選ぶと良いでしょう。
忙しいこと→軽減法は?

整形外科への転職のデメリット、2つ目は忙しいことです。整形外科はオペ患者が多く、さらに日常生活介助やリハビリ介助などやるべきことがたくさんあって忙しいんです。
忙しいことに対する軽減法は、オペ件数が少なめのところか、患者の年齢層が若いところを選びましょう。
また、看護師が不足していないかどうかも重要なポイントです。
患者さんがちょっと面倒なこと→軽減法は?

整形外科に転職するデメリット3つ目は、患者さんがちょっと面倒なことです。整形外科は、意識はクリアなのに動けない患者さんが多いので、ストレスをぶつけてきたリ、看護師に対する注文が細かく、こだわりが強く、面倒なことが多々あります。
患者さんが面倒なことの軽減法はありません。「看護師として成長する試練」と思って、乗り越えるしかありません。
ただ、メイド扱いする患者さんもいますので、そういう人にはきちんとできないことはできないと伝えるようにしましょう。
整形外科の看護師のデメリットとそれぞれの軽減法は、「整形外科の看護師のデメリット3つとその軽減法」で、さらに詳しく説明しています。
整形外科の看護師に転職するなら、整形外科の向き不向きをチェック!
整形外科の看護師に転職するなら、整形外科の向き不向きをチェックしておきましょう。整形外科はほかの診療科に比べると、向き不向きが分かれるかもしれません。
<整形外科に向いている人>

・サバサバ&テキパキ働きたい人
・外科系にチャレンジしてみたい人
・患者さんと相談しながら看護をしたい人
・世話好きな人
・人の死に直面するのがきついと感じる人
・幅広い年代の看護をしたい人
<整形外科に向いてない人>

・日常生活援助があまり好きではない人
・コミュニケーションが得意ではない人
・ゆったりとしたスピードで働きたい人
・腰に不安がある人
・子どもが苦手な人
整形外科に向いてない項目に当てはまったとしても、整形外科で働けないというわけではありません。ただ、整形外科を選ぶ時には、当てはまった項目は覚悟して仕事をするようにしてください。
整形外科の看護師の向き不向きについて、もっと詳しく知りたい人は、「整形外科の看護師の向き不向きまとめ!向いていない5つのタイプと向いている6つのタイプ」を読んでみてください。
整形外科の看護師に転職するなら求人選びの注意点を知ろう
整形外科の看護師に転職するなら、求人選びの注意点を確認しなければいけません。整形外科の求人なら、どれでも同じというわけないんです。
こだわりを持って整形外科の求人を選ぶようにしましょう。
求人選びの注意点=どんな施設か

整形外科には総合病院の整形外科、整形外科専門病院、整形外科クリニックの3つの職場があります。
総合病院の整形外科は内科や外科の疾患を併発している人が多いです。整形外科専門病院は整形外科の専門的な知識・技術を要求されます。整形外科クリニックは重症度は低いものの、日常生活を考慮した看護が必要です。
また、総合病院の整形外科、整形外科専門病院、整形外科クリニックは、それぞれ給料の目安が変わりますので、給料を参考しても良いでしょう。
施設別の給料は、「整形外科の看護師の給料は高い?安い?給料の目安と給料アップ方法をコッソリ教えます!」を参考にしてください。
求人選びの注意点=救急外来や救命救急センターはあるか

整形外科に転職する時の求人選びは、救急外来や救命救急センターはあるかを調べましょう。救急外来や救命救急センターがあると、交通外傷による頚髄損傷や骨盤骨折など重症な患者さんが多くなります。
重症な患者の看護は大変ですが、スキルアップできるチャンスです。スキルアップしたい人は、救急外来や救命救急センターがある病院の整形外科を選びましょう。
求人選びの注意点=患者の年齢層や疾患の傾向

整形外科に転職する時には、患者の年齢層や疾患の傾向に注意して求人を選んでください。
整形外科では小児から高齢者まで幅広い年代が受診しますが、その整形外科のドクターの専門によって、小児が多めだったり、学生や若者が多かったり、高齢者が多かったりと患者の年齢層が変わってきます。
また、ドクタ―の専門によって、多い疾患の傾向も変わりますので、どんなん年齢層の患者が多いのか、またどんな疾患が多いのかを調べておきましょう。
整形外科未経験の看護師や新卒看護師は幅広い疾患を経験できて、患者さんの年齢層も幅広い整形外科で働いて、一通りの経験を積むことをおすすめします。
整形外科の経験がある看護師さんは、あなたの興味のある分野を深めていける整形外科を選んでください。
求人選びの注意点=1日のオペ件数と残業時間

整形外科へ転職する時には、どのくらい忙しいのかを気にして求人を選ばなければいけません。忙しさの目安になるものが、1日のオペ件数と残業時間です。
オペ件数が多ければそれだけ忙しいですし、残業時間が多いところも間違いなく忙しいでしょう。
整形外科は忙しいものですが、あまりに忙しいと、仕事へモチベーションが保てませんので、オペ件数と残業時間を調べて、どのくらい忙しいのかをチェックしてください。
整形外科の求人選びの注意点は、「整形外科の看護師求人を選ぶ時の4つの注意点!これで整形外科選びを間違わない!」でさらに詳しく説明しています。
まとめ

整形外科の看護師に転職したいあなたのために、知っておくべき5つのことをまとめました。整形外科に興味のある人は、転職サイトを使って求人を探すと良いですよ。
転職サイトなら、ご紹介した4つの注意点をしっかり調べてくれますし、あなたの希望に合った整形外科の求人を紹介してくれます。
また、配属交渉をしてくれますので、総合病院の整形外科に確実に配属になることもできるんですよ!
執筆者情報
整形外科の看護師求人を選ぼう!編集部
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