整形外科 看護師の勉強は、この参考書で決まり！だけど勉強はそんなに必要ないかも？

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整形外科 看護師の勉強は、この参考書で決まり！だけど勉強はそんなに必要ないかも？

新卒の人も、中途採用の人も、これから転職を考える人も、職場の候補として整形外科はいかがでしょうか。でも、新境地に行くには何をどのくらい勉強すればよいのか分からず不安が大変大きいものですね。

看護師の職場というのは基本が同じであっても診療科の特殊性に合わせた看護が必要になります。

内科系で働いていた人が外科系に異動することや、オペ室や外来、放射線部から病棟へ、もしくはその逆であったとしても対象の患者さんが変わるということは、自分のスキルも変化させなくてはなりません。

今回、整形外科に就職や転職を希望する看護師さんたちのために不安が少しでも軽減されるようオススメの参考書や、勉強方法などについての情報をお伝えしたいと思います。

整形外科を看護師が勉強がするのにオススメの参考書はこれ！

解剖や疾患など基礎をしっかり勉強したいという方にオススメの参考書

整形外科ガール～ケアに活かす解剖・疾患・手術～　　　清水健太郎

その名の通り、解剖や疾患、手術に至るまでの内容が記載されています。また、整形外科初心者や医療関係者でなくても理解できる内容であり、大変分かりやすくなっています。

イラストが多いため、文字のみでは理解できないようなことも分かりやすく解説してあり、読みやすい参考書です。

全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患

何と言っても数多くの写真やイラストで解説されているため、イメージが付きやすいということが素晴らしい参考書です。症状から疾患を探索できるようになっている点もオススメです。

基礎を理解するのにはもってこいの一冊になっています。また、ギプスや牽引の方法など、整形看護や処置の基本についても写真で分かりやすい解説が載っています。

疾患に合わせた看護を学びたい人にオススメの参考書

整形外科看護　メディカ出版

これは、参考書というよりは雑誌ですが、とても勉強になるものです。出版ごとに整形外科看護の基本はもちろんのこと、周手術期の看護、または手や足、腰、外傷などそれぞれの部位別の看護が毎回異なる特集で組まれているのが特徴です。

そのため、自分の学びたいことについて詳しく学ぶ事ができます。過去に出版されたものであってもネットで取り寄せることが可能であり、どんな内容のものがあるのか、知りたい内容はどれかと吟味できるのも嬉しい点です。

ナースのためのやさしく分かる整形外科　　松本守雄

疾患別にケアの方法が詳細に書かれているため、まさにナースのための1冊となっています。またイラストや画像も盛りだくさんで、すらすらと読み進められる参考書になっています。

65の疾患についての看護が詳しく書かれており、基本的な疾患、整形外科看護を知るには役立つ1冊になるでしょう。

整形外科Nursing　Note　整形外科看護手帳

こちらの1冊は嬉しいポケットサイズとなっており、業務中にもポケットに入れて持ち歩けるというのが魅力になります。

あれ？と不安を感じた時などに、ポケットからすぐに出して復習することができる優れモノです。本格的な参考書に加えて、セカンド参考書的な感覚で持ち歩くことで、安心して働くことができますね。

整形外科の看護師は勉強が入職前はどれくらい必要で、入職後はどれくらい必要なの？

入職前

勉強しなくてはと思っていても、いったん働いてしまうとなかなか学習する時間を確保することは難しいと思います。ただでさえ、疲れているし、夜勤が合って不規則だしというのでは尚更勉強する時間はないですよね。

整形外科に転職または入職前にどのくらいの勉強が必要かという答えは、あまりしなくても何とかなる！というのが答えです。基本的な看護業務が行えていれば、あとは疾患によって応用していけば大丈夫です。

整形外科ならではかもしれませんが、命に直結するような疾患が少ないために、なんとかなってしまうのです。

そんな整形外科ですが、やはり、症例の多い疾患はあるので、高齢化社会の現代では、大腿骨頚部骨折や圧迫骨折、橈骨遠位端骨折は学んでおいて損はないでしょう。

入職後

入職後の勉強も量としては多くないと思います。自分で勉強というよりは日々の業務の中で学んでいくことのほうが多いです。

何といっても、整形外科は医療界の大工です。折れていたら金具で留める。狭い場所は削って広げるというのが治療ですので、何よりも痛みを取ってあげることが整形外科看護の基本となります。

痛みの感じ方は患者さんによって違うため、その都度患者さんに合わせたケアを行うことで乗り越えられます。

疾患についての勉強は新しく出会った疾患は出会ったときに勉強するという程度で間に合います。スポーツ整形の病院と総合病院の整形では多い疾患や出会う疾患も異なるため、勤めてから、入院患者さんの傾向をとらえ勉強していきましょう。

整形外科の看護師が勉強を効率的にする方法とかコツはないの？

効率的に勉強する方法

効率的な勉強法としては画像をみることが一番良い方法です。折れ方、手術の仕方が一目瞭然でわかります。また、ケアや処置はどんどん経験することが一番なので、進んでケアを行ったり、処置の介助に付きましょう。

また、手術や、疾患によって禁忌の体位や、禁忌の関節の屈曲角度が出てくる場合もあります。なぜ制限が必要なのかという視点で勉強すると深く学ぶ事ができますし、より一層整形外科看護が楽しくなる要素でもあります。

勉強するちょっとしたコツ

チョットしたコツを伝授いたしましょう。それはどの診療科でも共通することかもしれませんが、教えることが好きな医師や、看護師を見つけるということです。

そのようなスタッフを味方に付けることで知識の幅もどんどん広がり、勉強時間の時短になります。

次に、出会ったことのない疾患を抱えた患者をどんどん担当していくということです。分からない事は不安が大きいですが、担当しなくては経験ができません。

どんどん新しい疾患に出会い、どんどん聞いていくというのが一番のコツになりますね。そんな時には少しズルイと思うかもしれませんが、整形外科看護は初めてですというアピールも忘れずに。

まとめ

いかがでしたか？整形外科の勉強は入職前にはあんまりしなくても何とかなる！というのか回答でした。

日々の業務の中で学習することで、自分の知識やスキルを高められるため、勉強が苦手な方にはオススメといえます。私自身、転職前には全く勉強しないというチャレンジャーでしたから。それでも楽しく整形外科看護を行っていました。むしろ整形外科にどんどんハマっていきました。

実は、オススメした参考書も、入職前に読んだものではなく、入職後に自分でもう少し知識を増やしてみようかなと思ったときに開いた参考書なのです。仕事が終わってから勉強がイヤだという方、新しい転職先を検討中の方、整形外科は大変オススメです。

転職を検討中の方などは、老年期の整形外科がいいのか、スポーツ整形外科がいいのかなど理想はあっても自分で探すのはとても大変なことです。そんな時こそ転職サイトという便利なものがありますよ。

担当の方に希望を伝え、不安なく新しい職場に出向いてみるのはいかがでしょうか。

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