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整形外科の看護師求人に強い転職サイトは?

整形外科の看護師はこの資格を持っていると喜ばれます

整形外科の看護師はこの資格を持っていると喜ばれます

ひとまとめに看護師とはいっても、診療科による専門性、特殊性は異なるものですよね。整形外科では対象となる患者さんの年齢は幅広く、患者さんのADLも疾患や既往によって異なります。

近年では人口の高齢化に伴って、高齢者の入院が増加傾向であり、高齢者が増加したことで、必要となる新たな知識もでてきます。

普段、整形外科で働いていても、こんなことに詳しかったらよかったのにと思うことは多く、必要とされる資格は多種多様であると感じます。そこで、あったら良いな、嬉しいなと思うような資格をピックアップしてみようと思います。

その資格をお持ちの方!整形外科で働いてみてはいかがですか。大変喜ばれること間違いありません。

整形外科 看護師の資格の王道はコレ

整形外科以外の診療科でも王道となるような資格はあると思います。まずは整形外科の看護師が持っていると嬉しい王道の資格についてお伝えします

学会認定運動器看護師

学会認定運動器看護師

整形外科で勤務する以上、すべてのシーンで役立つ資格となるでしょう。疾患、手術、看護など整形外科全体を学習して取得できる資格のため、あらゆる場面で頼りにされることと思います。

日本看護協会では、21種類の認定看護師がありますが、残念ながら整形外科、運動器看護師としての認定看護師の資格は確立されていません。学会認定運動器看護師はそれに代わるような資格であるといえます。

平成25年度に新設されたばかりの資格であるため、今後の可能性が魅力的な資格ですね。整形外科が大好きな私も、取得を検討中です。取得すれば整形外科から異動をしなくて済むかな、なんてズルイ考えを巡らせています。

取得要件について

まずは日本運動器看護学会の会員であることが必要です。その他には、看護師としての実践経験が5年以上であり、運動器領域での看護実践経験が3年以上必要とされます。

運動器領域での実践経験というのは、整形外科はもちろんのことですが、その他にも脳神経内科、脳神経外科、リハビリテーション科などの病院、クリニック、専門施設での勤務を指します。

支援体制

学会認定運動器看護師の資格を取得するためのバックアップ体制として、資格取得のための期間中は基本給の全額や一部を保障してくれるような病院もあります。

費用などは?

費用は約20万円程度であり、安いとは言えません。取得までには約1年間の期間が必要であり、試験の合格率は約80%です。

登録リウマチケア看護師

登録リウマチケア看護師

整形外科では、骨折や外傷の方はもちろん、リウマチを患っている患者さんも多く受診されます。そんなリウマチ患者さんの看護の場面で頼りにされるのがこの資格ではないでしょうか。

また、リウマチは膠原病内科でも診療できる疾患であるため、膠原病外来や病棟でも力を発揮できる資格になります。

リウマチは一生その疾患と向き合わなくてはなりません。資格を持って、リウマチに対して特に高い知識があり、手厚い看護を行ってくれる看護師がいるというのは、今後の一生をリウマチとともに生きていく患者さんからしても大変ありがたいこと、安心できることではないでしょうか。

取得要件について

通算で3年以上リウマチケアに従事している看護師であり、①リウマチ性疾患ケア指導患者名簿20例、②①のケア指導患者名簿のうち10例のリウマチ性疾患ケア指導記録が必要となります。

支援体制

支援体制が整っている病院や施設などでは、資格取得に必要な費用から、受験料までサポートしてくれるような所もあります。

費用などは?

費用は1万5千円であり、資格の取得に必要な期間は半年~1年程度になります。また、合格率はほぼ100%であるため、資格の難易度としては、優しいでしょう。

骨粗鬆症マネージャー

骨粗鬆症マネージャー

この資格は、看護師ではない医療スタッフであれば取得可能な資格になります。高齢化、超高齢化が進んでいる現代では、いうまでもなく骨粗鬆症を抱えている患者数も増加傾向にあります。

そんな骨粗鬆症についての知識とケアを行うという役割りを担うのが、骨粗鬆症マネージャーなのです。現場でも骨粗鬆症の患者さんの多さというのは身をもって実感します。

骨がもろくなれば折れやすく、最終的には手術をしても骨が付きにくいため、経過は長くなってしまいます。患者さんにとってはストレス増強、認知症の進行など良いことはありません。在院日数の延長化はよくない事ですよね。

取得要件について

日本骨粗鬆症学会会員であること。そして、病院、診療所、介護サービスや福祉事務所、薬局、臨床試験センター、保健所、教育機関などに所属しており、医療や福祉系の国家資格があることが条件となります。また、試験を受けるにあたっては骨粗鬆症マネージャーのレクチャーコースを3年以内に1回以上受講していることが必要です。

支援体制

病院や施設によっては資格までの費用を全額負担してくれるような所もあるようです。しかし、学会会員費は自己負担になる可能性が高いですね。

費用などは?

費用は約3万円程度です。資格取得のために必要な期間は約半年であり、試験の合格率は不明ですが、難易度は高くはないとのことです。

リハビリテーションセラピスト

リハビリテーションセラピスト

この資格は、リハビリテーションの知識や技術を向上することで、専門性を上げることができます。整形外科というのは、リハビリテーションとは切っても切り離すことのできない関係性にあります。

術前、術後と、リハビリテーションの面から患者を支えることのできる資格といえるでしょう。

どうしても、リハビリ専門病院でなければ、週末や連休中はリハビリ自体が休みになってしまうものですが、リハビリテーションセラピストが病棟にいることで休み中でもリハビリを継続的に行うことができるのです。

高齢者は特に休んでしまっただけリハビリで身に付けた身体能力も、向上したADLも低下してしまいますが、継続的に行えるため、そのような低下を最小限にとどめることができるのです。

取得要件について

日本整形外科学会の専門医である常勤指導医が所属する医療機関に勤務している運動器リハビリテーション従事者であることとなっており、リハビリテーション従事者の中に看護師も含まれます。

セラピスト研修会で講義を受け、認定されれば資格がもらえるため、難易度は高くありません。

支援体制

リハビリに重点を置いているような病院やリハビリ施設では、資格取得のための費用、交通費まで支給してくれる場合があります。

費用などは?

かかる費用は1万3千円と比較的受講しやすい費用になっています。また、この資格の素晴らしい点としては、資格所有者が勤務していることで、診療報酬に加算がされるということです。これば病院にとってはありがたいスタッフになりますね。

整形外科の看護師は王道の資格以外にも、こんな資格があると便利!資格がある人は力を貸して!

前述した4つの資格は整形外科の看護師が働くうえで、持っていると嬉しい資格の王道であると思います。しかし、冒頭に述べたとおり、患者さんの年齢や基礎疾患の多様化のため、これらの資格のみではカバーできない部分もあると感じます。

こんな資格もあるといい!と日頃から思うところがありますので、ご紹介したいと思います。

老人看護専門看護師

老人看護専門看護師

何度も何度も高齢化といっている気がしますが、この資格は現代の医療の全分野において必要とされると思います。もちろん整形外科領域でも、この資格を持っていたら大変頼られると思います。

この資格のすごいと思うところは、老人看護専門の名の通り、老人を全体的にとらえた看護の知識や技術を習得した人が得ることのできる資格です。

老人の身体的な特徴、精神的な発達段階はもちろん、認知症や感染症など老人のすべてを知り尽くしているため、一緒に働くことができるだけで周囲のスタッフは得る学びも多いと思います。

取得要件について

日本の看護師免許を取得し、取得後に看護実務経験が5年以上あり、なおかつ3年以上は高齢者の入院、入所、利用者がいる場所において老人看護の実務経験があるということが必要になります。

また、直接的な看護実践の報告書2例、看護職を含むケア提供者に対するコンサルテーションの報告書1例、ケアを円滑にするための保健医療福祉関係者間のコーディネーションについての報告書1例、看護師や介護に対する教育実施の報告書1例を提出する必要があります。

以上の条件をクリアしたうえで、看護系大学大学院の修士課程や関連領域の大学院修士課程において必要な科目単位の取得をし、研究論文等の報告書も必要となります。

費用などは?

学費のみで100万円以上必要であり、費用はかかってくる資格です。専門看護師の資格は、施設や病院で資格取得のためのサポートが受けられるような所もあります。

試験の合格率は90%でありますが、全国的にもまだまだ資格を所有している看護師数は少ないため、貴重な人材となるのではないでしょうか。

認知症看護認定看護師

認知症看護認定看護師

私の経験でも、認知症の患者さんの、5分おきのトイレコールや暴力行為などで対応に困ることが多々あります。そのようなとき、認知症認定看護師だったらどう対応するのかと考えることも実際あるのです。

認知症の患者さんも、整形外科分野のみではなく、すべての領域に共通している部分であるため、この資格を持っていると病院内や施設内の認知症看護のリーダー的存在として看護能力を求められることが多でしょう。

取得要件について

資格を取得するためには、保健師、看護師、助産師のいずれかの免許を保有しており、看護実務経験が5年以上であり、そのうち3年以上は認定看護分野での実務経験が必要です。また、看護協会が定めている認定看護師教育課程を修了することが必要となります。

必要な期間は約半年です。

費用などは?

かかる費用は100万円前後になりますが、全国でも認知症認定看護師の教育機関は8か所と限られているため、通学するのか、引越しするのかなどの検討も必要となってきます。また、認定看護師取得についても施設や病院でサポートしてくれるところもあります。

試験の合格率は90%であり、認定看護師養成のための教育を受ければ難易度は高くないといえますね。

皮膚排泄看護認定看護師

皮膚排泄看護認定看護師

この資格も、整形外科に限らず、看護の場面全体で活躍する資格であると思います。思うというよりは、実際に助けられてばかりなので、経験的に言っても本当に頼りにしてしまいます。

整形外科の患者さんは、どうしても痛みによって体制に偏りが生じるため、褥瘡ができてしまうこともあります。いくら高級な体圧分散マッドを使用しても、るい痩著名であり、皮膚が脆弱な患者さんは注意していても褥瘡発生してしまうのは悲しい現実です。

弾性ストッキングの装着により医原性の褥瘡発生時もしばしば介入を依頼しています。

取得要件について、費用について

皮膚排泄認定看護師も、認定看護師の一つであるため、先にお伝えした認知症認定看護師と大きな差はありません。合格率もやはり90%以上と変わりはありません。

専門看護師、認定看護師の資格取得のための支援体制

専門看護師、認定看護師になるための支援体制は、全国的にも整っている病院や、施設が多く、研修期間中の勤務は出張や研修、休職扱いにしてくれます。

また、給料の保障も、基本給が全額支給であり、賞与も全額もしくは一部を研修期間中に支給してくれ傾向にあります。さらに、学費も全額や一部を負担してくれるというサポート体制が充実している病院や施設があります。

フットケア指導士

フットケア指導士

糖尿病の患者さんへの看護などが中心のフットケア指導士と思われがちですが、整形外科領域でも大変役立つ資格ですよ。

ケア時に足の観察をしますが、陥入爪であったり、ASOが潜んでいる患者さんの足のケア方法について相談をしたり、ケアの方法を教えてもらったりと頼りになります

意外と患者さんって足の先まで気を配っていない人が多いのかな?と思ってしまいますが、フットケア指導士さんのおかげで、みなさん足の状態は完全に退院時には潤って退院されます。

取得要件について

まず、日本フットケア学会の会員であり、看護師や准看護師のいずれかの資格を取得後3年以上の実務経験を有するということが必要となります。なおかつフットケアの実務経験があることが必要です。

そのうえで、フットケア指導士認定セミナーを受講することで資格取得が可能です。期間としては、年に1回開催されるセミナーを受講し、年一回の試験を受けるということになるので、2日間かかります。

費用などは?

費用は、セミナーの受講料と受験料で合わせて2万円になります。合格率は70%であり、他の資格よりは合格率が低めです。

転倒予防指導士

転倒予防指導士

整形イコール転倒といってもよいくらい整形外科は転倒による受傷が多く、入院中の転倒インシデント、アクシデントも全診療科の中でもトップクラスです。自慢できることではありませんが。

退院後に再転倒、再受傷で今度は反対側の足や手を骨折しました!なんてことはしょっちゅうで、看護師、患者さんともに残念な気持ちになります。

そんな時に転倒予防のスペシャリストがいてくれたらどんなに良いでしょう。転倒予防指導士は様々な患者さんに合わせた転倒予防を行えるため、その指導も現実的であり、患者さんや看護師ともども実践に活かせる内容の指導になるのです。

また、転倒も色々な診療科や施設でも共通して起こりますので、整形外科以外でも大活躍できる資格であるといえます。

取得要件について

嬉しいことに決められた実務経験の必要性などはなく、2日間に渡る講習を受講し、試験を受け、合格することで資格の習得が可能です。これから看護師になるという方や、新人さん、潜在の看護師でも試験を受けられるのです。

費用などは?

受講料と、受験料で約4万円となります。そしてなんといっても試験の合格率は100%なのです。試験を受けてみようかなと思わず考えてしまいますね。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?今回は整形外科の看護師が持っていて嬉しいと思うような資格をピックアップしてきました。しかし、どの資格をとっても整形外科領域のみではなく、幅広い分野で活躍できる資格だと思います。

今回お伝えした資格を取得しようかなとお考えの方、取得している方、ぜひとも整形外科領域でお力を発揮しませんか?

患者さんの多様化とともに求められる知識や技術の幅も広くなりますが、やはり1つの事を極めている看護師というのは患者さんにとっても同じスタッフにとっても大変頼りがいのある看護師です。

お伝えした資格の中でも、資格取得を率先してサポートしてくれるような病院や施設があります。また、現在持っている資格を遺憾なく発揮できるような職場がまだまだあるはずです。

そんな病院を自分で検索するのはとても骨の折れることですね。骨が折れて骨折する前に、転職のプロにお願いするのも魅力的な方法です。

転職コンサルタントに要望を伝え、サポートを受けながら実力を思う存分に実力を発揮したり、資格の習得をしちゃいましょう!


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ整形外科の看護師求人を選ぼう!編集部

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