整形外科の看護師のデメリット3つとその軽減法のまとめ

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整形外科の看護師のデメリット3つとその軽減法のまとめ

整形外科の看護師のデメリットには、どんなものがあるか知っていますか？整形外科の看護師になりたいなら、きちんとデメリットを知っておく必要があります。

整形外科の看護師のデメリットとそれぞれのデメリットの軽減方法をまとめました。整形外科の看護師になりたい人は必見です。

整形外科の看護師のデメリットは力仕事が多いこと→軽減法は？

整形外科の看護師のデメリット、1つ目は力仕事が多いことです。整形外科の患者さんは骨折や靭帯損傷など筋骨格系の疾患を持っていますので、歩けない、動けないなどADLが低下している患者さんばかりです。

そうすると、看護師が体交したり、移動介助をしたりしなければいけません。整形外科ではADL介助の仕事が多いので、どうしても力仕事が多くなるのです。

腰痛に悩んでいる整形外科の看護師さんは少なくありません。

力仕事が多いことの軽減法

力仕事が多いというデメリットを軽減するためには、

・介護士が多めに配置されている

・移動補助具を使っている

・整形外科クリニックを選ぶ

という3つの軽減法があります。

介護士が多めに配置されている

整形外科病棟の中には、介護士が配置されているところがあります。介護士が配置されている整形外科病棟なら、体位交換や移動介助は介護士が行ってくれますので、看護師の負担が軽減されます。

移動補助具を使っている

また、スライディングシートや移動用リフトなどを使っている整形外科だと、腰への負担が少なくなります。

整形外科クリニックを選ぶ

整形外科クリニックなら、何らかの疾患を持っていても、ADLは自立している人が多いので、力仕事はそれほど多くありません。

整形外科で働きたいけれど、力仕事が多いから心配という人は、介護士が多めに配置されていて、移動用補助具を積極的に使っている整形外科病棟か整形外科クリニックを選ぶようにしてください。

整形外科の看護師のデメリットは忙しいこと→軽減法は？

整形外科の看護師のデメリット、2つ目は忙しいことです。整形外科病棟はとても忙しいです。常にバタバタしていますし、残業も少なくありません。

整形外科は毎日オペがありますので、オペ出し・オペ迎えがあります。さらに、入退院もあります。

そして、整形外科ではリハビリやADL介助などの仕事がほかの診療科よりも多いので、看護師の仕事量がとても多いのです。

そのため、整形外科の看護師は、常に忙しく働かなくてはいけません。

忙しいことの軽減法

整形外科の忙しいというデメリットを軽減するためには、

・オペ件数が少なめの職場を選ぶ

・高齢者が少なめの職場を選ぶ

・看護師不足になっていない職場を選ぶ

この3つの軽減方法があります。

オペ件数が少なめの職場

オペ件数が少なければ、それだけオペ出し・オペ迎えがなくなりますので、バタバタしなくなります。

高齢者が少なめの職場

若い患者は疾患によってADLが制限されていても、自分でできることが多いので、ADL介助は最低限で済みます。

高齢者は整形外科の疾患に関するADL低下に加えて、年齢によるADLの低下があるので、介助すべきことが多くなるのです。

そのため、高齢者が多い病棟はADL介助に多くの時間が割かれますので、どうしても忙しくなるのです。

看護師不足に陥っていない職場

もう1つ、忙しいことの根本的な解決法があります。それは、看護師不足に陥っていない整形外科を選ぶことです。看護師不足の整形外科は、看護師1人当たりの仕事量が増えます。

でも、看護師がある程度足りていて、たまたま欠員が出たから補充するための求人を選べば、過度な忙しさから解放されます。

看護師が足りている職場なら、看護師1人当たりの仕事量は少なく、無理な仕事量を押し付けられることがありません。

オペ件数が多くても、高齢者が多くても、定時に帰宅できることが多くなると思います。

整形外科の看護師のデメリットは患者さんがちょっと面倒なこと→軽減法は？

整形外科の看護師のデメリット、3つ目は患者さんがちょっと面倒なことです。整形外科は体の一部分に痛みがあっても、それ以外は元気な人、特に意識がはっきりしている人が多いです。

意識がはっきりしているのに、ADLが制限されていて、自分で思うように動けないことは、とてもストレスが溜まりますよね。

そのストレスを看護師にぶつけてくることがあります。また、体のちょっとした向き、角度、身の回りの物品の位置などに細かく注文を付けてくることがあるんです。

忙しい時に、ちゃんと手の届くところにテレビのリモコンを置いたのに、「ちょっと、テレビのリモコンの位置が悪い！もうちょっと右に置いてくれないと！」のように注文されたら、イラっとしますよね。

患者さんが面倒なことの軽減法

整形外科の患者さんが面倒であるというデメリットの軽減法は、残念ながらありません。もう、仕方がないんです。

意識がはっきりしているのに、動けないことは、誰にとってもストレスが溜まることですから。

だから、このデメリットは「人生の修行」、「看護師として成長できる良い機会」と前向きにとらえて、「自分で動けないから仕方ないよね。」と自分に言い聞かせるようにしましょう。

また、なんでも「はい」、「はい」と言って、患者さんの要望にすべて従わずに、必要なことはやるけれど、できないことはできませんと断る。

急ぎではないことを忙しい時に頼まれたら、後回しにさせてもらうようにしましょう。看護師はメイドではないですから、そこはきちんと線引きして、接するようにしましょうね。

時々、看護師をメイドと勘違いしている患者さんがいますから、気を付けてください。

まとめ

整形外科の看護師のデメリットとその軽減法をまとめました。整形外科で働くデメリットは、職場選び、求人選びに注意して、あなた自身の心がけ次第で軽減することができます。

デメリットが少ない整形外科で働きたい看護師さんは、転職サイトを使って求人を探しましょう。

転職サイトなら、担当コンサルタントが介護士の配置人数やスライディングシードなどを使っているか、オペ件数、患者の年齢層、看護師不足の状態などを調べてくれますので、デメリットが少ない整形外科で働くことができるのです。

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